「良寛茶会」9日に4年ぶり開催 倉敷・円通寺、4流派茶席と法要

良寛をしのび茶を楽しむ愛好家ら=2019年4月、円通寺

 倉敷市玉島柏島の円通寺で修行した江戸時代の禅僧・良寛(1758~1831年)の遺徳をしのぶ「第75回良寛茶会」(聖良寛奉賛会主催、山陽新聞社共催)が9日、同寺と国民宿舎良寛荘(同所)で開かれる。新型コロナウイルスの影響で4年ぶり。

 茶席の受け付けは午前8時半ごろから午後3時半まで。円通寺に表千家と藪内流、煎茶、良寛荘に裏千家の計4流派が席を設ける。午前8時20分からは円通寺本堂で法要を営む。

 当日は無料バスが午前7時半~午後4時半に約30分間隔で、JR新倉敷駅北口と良寛荘間を運行する。茶券は2400円(3席分)で倉敷、岡山、笠岡市の茶舗などで販売している。問い合わせは樋口芳泉園茶舗(086―522―2907)。

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