京都府京丹波町曽根の丹波ひかり小は、児童に元気なあいさつを呼びかけるオリジナルの缶バッジを制作し、全校児童に配布した。昨春から児童会が始めたあいさつ運動を続け、児童同士から教員、地域住民へと、その輪を広げていくことを目指す。
同校は昨年4月から5、6年の児童会委員が毎朝「おはようございます」と声をかけながら各教室を回る「あいさつスクール」活動に取り組んできた。1年かけて身についた習慣が途絶えないよう、かばんなどにつけられ、目にも留まりやすい缶バッジを作ることにした。
デザインは児童委員17人が話し合って決め、2月末頃から休み時間などを利用して作成した。ピンク、青、緑、黄の4種類あり、同校のマスコットキャラクター「ひかりカムイ」と「感謝の気持ちであいさつを」とのメッセージが添えられている。
2022年度の児童会委員長だった谷山大和さん(12)は「1年間の活動を通じて、みんなのあいさつの声が大きくなった。僕らが卒業した後も、缶バッジを着けて元気なあいさつを心がけてほしい」と話した。