【厚労省_有識者検討会】「マクロ的な視点からの総薬剤費の在り方」について資料に記載

【2023.04.04配信】厚生労働省は4月4日、「第11回 医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」を開催し、積み残しの課題について議論した。この中で、事務局は「マクロ的な視点からの総薬剤費の在り方」について資料に記載した。

事務局は資料の中で、「マクロ的な視点からの総薬剤費の在り方」を記載。

「全体的課題」として、「良質な医療や医療技術の成果を国民に迅速かつ確実に提供するためには、どのような取組が考えられるか。特に、医療保険制度の持続可能性を確保した上で、革新的な医薬品の創薬力の強化や迅速導入、医薬品の安定的な供給を図る観点から、今後の薬価制度の在り方についてどう考えるか。加えて、マクロ的な視点から総薬剤費の在り方についてどう考えるか」とこれまでの資料にも記載していたが、これを4月4日の議題として指摘。

データとして、「日本と諸外国(英米独仏)の薬剤費、薬剤費/ G D P費率24」を掲載し、「GDPに対する薬剤費率は、欧米諸国と比べ、高い傾向にある」と指摘している。

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