小売業総売上高、2月は31%増

特区政府統計処は3月31日、2023年2月の小売り統計を発表した。

小売業総売上高は前年同月比31・3%増の331億ドル(速報値)、価格変動要因を考慮した小売業総販売量は同29・6%増だった。このうち、オンライン販売は7・8%を占め、オンラインの総売上高は前年同月比4・1%減の26億ドル(速報値)だった。一方、23年1月の小売業総売上高は前年同月比6・9%増、小売業総販売量は同5・1%増、オンラインの総売上高は同3・4%減に修正した。

政府スポークスマンは、昨年と今年は旧正月の時期が異なるため比較には影響が出る可能性があると指摘し、今年1月と2月の統計は合わせて分析する必要があると述べた。

1~2月の小売業総売上高は前年同期比17・3%増、価格変動要因を考慮した小売業総販売量は同15・5%増、オンラインの総売上高は同3・7%減だった。

1~2月に売上高の増加が目立ったのは、宝飾品・時計・高級贈答品の同62・6%増、メガネの同53・2%増、中医薬の同51・1%増、自動車・同部品の同49・3%増、衣服の同47・4%増、書籍・文具・贈答品の同45・2%増、靴・衣料小物の同40・4%増、医薬品・化粧品の同22・4%増、燃料の同14・1%増、その他消費財の同13・7%増、電器および耐久消費財の同11・4%増、デパート商品の同10・4%増、食品・酒類飲料・たばこの同0・1%増などだった。

一方、減少が目立ったのは、家具・固定装置の同58・5%減、スーパーマーケット商品の同13・5%減などだった。

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