自民・小泉氏「力強い外交」へ国会改革を 制度・慣例の見直し訴える

衆院本会議で、岸田首相(左手前)らの前で国会改革を訴える小泉進次郎氏=4日午後、国会内

 小泉進次郎元環境相(衆院神奈川11区)は4日の衆院本会議で6年ぶりに質疑に立ち、「力強い外交を進めるには総理や外務大臣などが外交に割く時間を増やすことが必要で、国会改革が不可欠」と述べ、持論である国会の制度や慣例の変革に改めて意欲を示した。

 林芳正外相の所信に関する質疑のために出席が求められる委員会が衆参両院で計七つあるとし「他の大臣に比べても最多。多すぎる」と指摘。岸田文雄首相のウクライナ訪問などの外交日程の後に行われる基調報告も「衆参で同じ報告を繰り返す必要があるのか」と訴えた。

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