【インド】三浦工業、バングラ法人が営業開始[製造]

産業用ボイラー大手の三浦工業(愛媛県松山市)は3日、バングラデシュに現地法人、ミウラバングラデシュを設立し、営業を始めたと発表した。三浦工業グループの東南アジア統括拠点であるミウラサウスイーストアジアホールディングスと三浦工業タイを通じて今年1月に設立し、4月2日に営業を開始した。

三浦工業グループは18年にバングラデシュ駐在所を首都ダッカに開設。今回、駐在所を法人化した。資本金は3,000万タカ(約3,800万円)で、出資比率は非公表。

バングラデシュでは縫製業を中心にボイラー需要が拡大しており、従来、駐在所を通じて手がけてきた販売メンテナンス体制を法人化によって強化する。バングラデシュでは、複数台のボイラーを設置し、設備側の蒸気使用量に応じてボイラーの稼動台数を自動的に増減できる「MI(多缶設置)」システムの導入を推し進める。同システムは省エネ、省力の効果があり、環境負荷の低減を目指す。

製品は、インドネシアの工場から輸入する。

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