グレアム・ポッター監督を電撃解任したチェルシー。
ブルーノ・サルトル暫定監督のもとでリヴァプールとのビッグゲームを戦った。
カイ・ハヴァーツとリース・ジェームズがゴールネットを揺らすも、それぞれハンドとオフサイドで取り消し。
チェルシーはシュート12本を放つも枠内は3本。結局、試合は0-0のスコアレスドローで終了した。
スタンフォード・ブリッジでのプレミアリーグ最近8試合で前半に得点を奪うことができていない。これは1992年11月~1993年3月以来のワースト記録。
また、今季はリーグ戦29試合で29得点と得点力不足に喘いでいる(失点数は30)。
29試合時点で今季以上に得点が少なかったのは過去2シーズンしかなく、ほぼ100年ぶりの事態となっている(1921-22は29試合で23得点、1923-24シーズンは29試合で16得点)。
ジョアン・フェリックスとともに前線で起用されたハヴァーツは試合後にこう述べていた。
「(勝つべきだったと)思う。特に前半はチャンスが多かった。
前半に得点すべきだったので、0-0に終わってしまった。
(チェルシーは自信を失っていた?)
たぶん、そうだ。
特に先週末の敗戦(アストン・ヴィラに0-2で敗戦)後はかなり自信を失っていた。それで(解任劇が)楽になるわけでもない。
とはいえ、僕らはみんなプロフェッショナルなので、ゴールを奪わなければいけない。
(取り消されたゴールは)
新しいテクノロジーだと明らかだった。
厳しいね。アンフィールドでもゴールを決めたけど、僅かな差で無効になる。
結局はVARを待たなきゃいけないし、そういうものだから受け入れなければいけない」
一方、ブルーノ暫定監督は「つらかった。(ポッターとは)親友だからね。彼なしでここに立つのは難しいことだが、ベストを尽くす。チャンスは作った。ゴールしたが、オフサイドだった。3バックにはかなり満足している。ラマダンの選手もいたし、怪我から復帰した選手もいたからね」と述べている。
【動画】シュート下手!?チェルシーFWハヴァーツの痛恨ミスシーン
チェルシーは8日にウルヴス戦、そして、13日にレアル・マドリーとのCL準々決勝1stレグが控えている。