【ツインズ０－１マーリンズ】＠ローンデポ・パーク
マーリンズはアビサイル・ガルシアの１号ソロで挙げた１点を先発のサンディ・アルカンタラが完封で守り切り１対０でツインズに勝利。ツインズとの３連戦を１勝１敗のタイに戻した。アルカンタラは今季初勝利（０敗）をマークし、ツインズ先発の前田健太に１敗目（０勝）が記録された。
昨年サイ・ヤング賞に輝いた右腕が真価を発揮した。２回裏にガルシアのソロホームランでリードをもらうと、３回まで一人のランナーも許さない完璧な投球を見せる。４回表にはトレバー・ラーナックにヒットを許したが、ホセ・ミランダをライトフライに抑えると、５回表はわずか４球で三者凡退に抑える打たせて取るピッチング。ツインズ打線に最後まで三塁すら踏ませない快投で９回100球、被安打３、与四球１、奪三振５の見事な完封劇を演じて見せた。
肘の故障から復帰したツインズ先発の前田も敗れはしたものの素晴らしい投球だった。５回79球を投げて被安打３、与四球０、奪三振９と、日本時間2021年８月22日以来のマウンドで躍動。一発に泣いたものの、上々の復帰登板となった。チームは開幕からの連勝がストップし今季初の黒星を喫してしまったが、前田の好投はそれ以上の明るいニュースといえそうだ。
