岡山市議選 候補主張 北区 定数20

 岡山市議選に立候補した57人は、9日の投票に向けて舌戦を繰り広げている。それぞれの主張や政策を紹介する。

 届け出順。敬称略。各立候補者が執筆した原稿をほぼ原文のまま掲載します。

安東 真理 (無・新)

 多くの市民が望むまちづくりをしていくため、施策等に意見やアイデアを出したり、賛否を示すことができるような透明性高く、分かりやすい市民参加型の市政を目指します。またもっと心豊かになれる学びの環境や世代を超えた交流の場も増やし、希薄になったコミュニティーを復活させ皆がもっと好きになる岡山を目指します。

太田 栄司 (無・現)

 私は「人に優しい・災害に強い・雇用を支える」街づくりに取り組みます。

●仕事と子育てを両立できる環境整備と高齢者に優しい地域間のネットワークを構築

●防災・減災対策を推進し地域防災力を強化

●地場産業の活性化による雇用の維持・創出

 市民の代弁者として積極的に提案し、取り組んでまいります。

二嶋 宣人 (自・現)

 岡山市の未来のために真実を貫く!!定住人口増を図る施策の強化、安心して子育てできる環境整備、生活の足の確保、農地の有効活用、医療介護分野の連携と地域医療システムの構築、防災対策の強化など事業の前進を図る。誰一人取り残さない市政の実現、市民ファーストの政治、力強くドラマチックなまちづくりに挑みます。

森山 幸治 (立・現)

 誰にでもひらかれ、後世を思いやるマチづくり

(1)公共空間にふれあいとにぎわいを

(2)子どもを真ん中にしたマチづくり

(3)食のちゃんとした学び、公平な食卓

(4)地場産業・個人商店・フリーランスを応援

(5)文化芸術振興、スケートボードパーク整備

難波 満津留 (自・現)

 本市の人口減少に歯止めを!持続可能な活力ある都市を!そのために若者が定住する街をつくる。東京圏の大学誘致。就労の際の奨学金償還制度制定。地域企業育成・政府機関誘致による雇用創出。子育て環境の充実。『岡山で生まれ・育ち・学び就労し、家庭を築き次世代へとつなぎ循環する街岡山市』の創造に向けて提言する。

柳井 弘 (自・現)

 子や孫の世代も輝ける岡山市の実現を今から進めなければならない。18歳まで医療費完全無料の実現。2025年から顕在化する超高齢化社会の中で誰もが安心して暮らせる生活環境、医療福祉整備を財政と人材の準備を進めなければ間に合わない。私は岡山市民の誰もが安心して暮らせる未来のために果敢に挑戦し続けます。

大月 晴一 (無・新)

 高齢世帯が増え過疎地対策が急務です。地区の課題をお聞かせください。自然災害が頻発する中、各地区の自主防災組織の設立と発展、連携で安全安心な生活を目指します。高齢者が生きがいを持ち子どもたちが安全安心に暮らせる、若者の活躍が地域の原動力になり地域の魅力を発信できる。魅力あふれるふるさとをつくります。

則武 宣弘 (公・現)

 今、私たちは未曽有のコロナ禍、ウクライナ侵攻で「生命・生活・生存」の危機を感じ少子高齢・人口減少を迎え、持続可能な社会への不安を抱いています。私は誰一人取り残さない共生社会を目指し「少子高齢・人口減少社会」「経済・活力・にぎわい」「災害・感染症・危機管理」「貧困・孤立・分断」の課題に取り組みます。

長井 孝介 (参・元)

 「農政改革!」市内自給率アップ。“稼ぐ農業”で後継者不足を解消。余剰作物は市が買い取り保証。学校給食と販路開拓が出口政策。「教育改革!」子どもたちに正しい歴史を学ばせ、日本や岡山に正しく誇りを持つ人材に。「街作り改革!」産官学地、全ての力で、地域ごとの交通体系を。文化スポーツ芸能を全力振興。

小川 信幸 (自・現)

 コロナの終息を迎えつつある中、元気で活力がある岡山市を目指します。コロナによって人の交流が途絶え、それに伴う課題も出てきました。さらなる発展を目指し、市民の皆さまが夢を抱けるよう、子育て・福祉・教育などさまざまな課題の解決や、安全・安心な地域づくりに行政とのパイプ役として全力で頑張ってまいります。

長岡 将克 (公・新)

 安全安心なまちづくりを目指して、地震や異常気象による災害への防災・減災対策を推進し、子ども医療費無償化を拡充します。地域包括ケアシステムの強化、子どものための居場所づくりの推進、スポーツ産業、農林水産業の振興に取り組みます。小さな声を聴き暮らしの安全を守り、一人一人の笑顔が輝く岡山を目指します!

前島 慶太 (維・新)

 将来世代のことを考えた、持続可能な岡山を作ります。●妊娠・出産・子育ての切れ目のない支援を行います。●検診への補助を手厚くし、健康寿命の延伸、生涯活躍社会の実現を目指します。●デジタル化を進め、行政の無駄を減らします。●学びの場・雇用・出会いの場を創出し、誰もが愛着を持てる岡山市を作ります。

松田 安義 (公・現)

★災害対策の強化。河川の定期的なしゅんせつと流域内樹木の伐採

★瀬戸内海・旭川・吉井川等の資源を生かした情報の発信と活用

★ウオーターフロント地域へ市営駐艇場の建設

★商工会議所、商工会との連携による中小企業サポートメニューのさらなる充実

★岡山駅東口へのペデストリアンデッキ設置

竹原 美佐子 (無・新)

 岡山市を日本一、子育てのしやすい政令指定都市にしたい!女性が子育てや仕事をしやすいと思える環境を整えて出生率を上げ少子化を防ぐとともに労働人口を確保して岡山市の経済を活性化させることで税収を増やし、それを福祉政策に循環させていきます。女性の視点から市民の声を市政にきめ細かく伝えることを目指します。

尾上 武志 (無・新)

 ●地域で子どもを育て、市内すべての学校がよくなるまち●利便性の高い公共交通サービスを目指すまち●高齢者とともに子どもたちが未来の社会を創るまち●安心して暮らせる地域防災力の強いまち●個人の可能性を引き出す「ひとづくり」を通じて、地域の可能性を引き出す「まちづくり」の実現に向け、全力で取り組みます。

吉本 賢二 (自・現)

 市政に夢を!活力を!!独立自治市になることが岡山市の発展には不可欠です。人口を増やすことも不可欠。

 女性が輝くことも不可欠。公共交通を守ること、周辺部を守ることも不可欠。岡山市はもう待ったなしです。

 都市間競争を勝ち抜かなければ未来はありません。51歳、4期までの経験をいかし、全力を尽くします。

余江 雪央 (共・新)

 私は、若い人たちの願いをたくさん聞いてきました。「長時間労働で身も心も壊れるまで働いた」など深刻な実態でした。私自身も低賃金で暮らすなどの経験をし、生きづらさを抱える若者に手を差し伸べられる市政にしたいと立候補を決意しました。「若者の未来に戦争はいらない」と大軍拡・大増税にキッパリ反対します。

松田 隆之 (無・現)

 人口減と高齢化が進む周辺部、振興策と地域拠点のネットワーク強化が課題。桃太郎線LRT化、デマンド型乗合タクシー導入、空き家・農地の規制緩和、企業誘致、観光地づくりに取り組みます。四つの柱に地域づくり、子育て・教育応援、高齢者・障害者支援、産業振興を掲げ住み続けたい岡山市を次世代に引き渡す決意です。

鬼木 のぞみ (無・現)

 「一緒につくろう、私たちの暮らし」。新型コロナや大規模災害で見えてきた社会の弱さを安心に変えます。◇少子高齢時代。子どもはしっかり遊び、孤独や不安のない地域をつくります。◇食・農・エネルギーの地産地消と公共交通の推進で社会の基礎を築きます。◇女性の声をもっと市政に。市民の力が生きる街をつくります。

赤木 一雄 (自・現)

 5年前7月豪雨で、多くの家屋が浸水し大変な被害が出ました。もう二度とあのような経験はしたくありません。そのために、河川堤防の強化・用水路のしゅんせつ等に向き合います。次に岡山市にはスポーツを楽しむ施設・広場が足りていません。子供たちの体力向上・思いやりの大切さを伝えるためにも施設の充実に努めます。

森田 卓司 (無・現)

 誠実に着実に!対話と実行!4期16年の経験を生かし初心に帰り、故郷愛にあふれ、地域に根ざし、市民の皆さまと共にそれぞれの地域のさらなる発展と活力のある岡山市の実現および皆さまを守ることに全力投球いたします。市民の皆さまの思いに寄り添い、声をお聞きしながら、地域が抱える課題の解決に取り組みます。

田中 のぞみ (共・現)

 「母の願いを市政に」を信条に、暮らしや福祉の充実と、全ての子どもたちが平和で豊かに暮らせる社会の実現を目指します。水道料金の値上げストップ。国保料・介護保険の負担軽減。18歳までの医療費と給食費の無償化。生理用品を学校トイレに。補聴器の購入補助。大型公共事業や市政のムダを見直せば、財源はあります。

中島 純 (無・新)

 子育てしやすく、いつまでも暮らしやすい岡山市を目指します。

●子育て支援の所得制限撤廃

●三つの無償化

第2子以降の保育料

小中学生の給食費

高校生までの医療費

●保育園手ぶらで登園

●給付型奨学金

●介護士・保育士の待遇改善

 子育て世代の生の声を市政へ届けます。

和気 健 (自・現)

 民主主義の根幹は選挙です。政治が望む方向に向かうのも、逆の方向に向かうのも、全て選挙によるものです。自分たちの地域を望む方向に進めるのも選挙にあります。岡山市の将来、地域の活性化を誰に託すかということは極めて重要です。中四国の雄都を目指し、岡山市の飛躍のため責任をもって取り組んでまいります。

鎌倉 豪 (諸・新)

 私は大麻取締法の一部改正、また日本における大麻草の解放を生涯の目標の一つとしております。まずはその第一歩として地元岡山から市議選挙に立候補し一市民の視点からアプローチしていく所存です。日本において個々が大麻草を活用することも多様性と捉え、選択肢の一つとして受け入れられるようまい進してまいります。

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