中日ドラゴンズ開幕3連戦をドラゴンズOBのコメンテーター藤井淳志が振り返る

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TOKAI RADIO『Live Dragons！』（月～金17:15～ DJ平松伴康）4月3日（月）のコメンテーターはドラゴンズOBの藤井淳志氏。3月31日から行われた巨人との開幕3連戦を振り返った。

第1戦は、小笠原投手の好投と土壇場での逆転があり6－3で勝利を収めた。第2戦は、涌井投手が好投するも打線が振るわず0－2で完封負け。第3戦は、福谷投手が好投し、打線は中盤に追いついたが、清水投手が勝ち越しホームランを打たれて2－3で敗れた。開幕3連戦はドラゴンズの1勝2敗という結果になった。

藤井氏は「開幕戦の劇的な勝ちから、2戦目に完封されてしまうというのはちょっと…。しかも、涌井投手がいいピッチングをしただけに、その好投に応えて何とか勝ちに持っていけたら、今年のドラゴンズは違うなと、外にも内にも示せたのでは」と話した。

そして、3試合を見て「へんな気負いなくやれているように見えた。投手力は安定しているなという印象は受けた。打線は、ここでの1本ということをずっと言われてきているが、そこが変わらないと、ドラゴンズが変わったなということにはならないのでは」と続けた。

さらに「特に2戦目、涌井投手が丁寧に丁寧に投げて試合を作っていた。そういうときにこそ打ってほしい。やっぱり、投手が頑張っているときに野手が何とかしないといけない。投手と野手がかみ合っているなという感覚が今年は欲しい」

3戦を通して言えることとして「投手陣は試合をきちんと作っているな。野手陣は、開幕戦の小笠原投手に引っ張られて、今年は違うぞという雰囲気も出たが、2戦目でああいうことになって、また同じなのかなあという空気になって、3戦目は、1点を争う試合で、投手が踏ん張っているときに、何とか得点をという試合だったので…」

そして「この3連戦ですべて出たかな。いいところも悪いとことも出た。シーソーゲームもあり、中身の濃い3試合だったが、早速、課題も見えた3連戦だったと思う」と振り返った。

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