ヘルメット県内で品薄 自転車着用努力義務 若者「ださい」と消極的

ヘルメット着用の努力義務化を周知している自転車販売店=3月下旬、宇都宮市元今泉5丁目

 改正道交法の施行に伴い、4月から自転車利用時のヘルメット着用が全年齢で努力義務になった。県内の自転車販売店では大人用のヘルメットの需要が増え、一部で品薄になっている。一方、若い世代からは「ださいから着けない」との声も聞かれ、世代間で温度差もありそうだ。本県内は昨年4月の県自転車条例で既に努力義務になっているが、県警は着用者について「まだまだ少ない」と受け止める。法改正を契機に街頭広報活動などを強化する。

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