【フィリーズ４－１ヤンキース】＠ヤンキー・スタジアム
フィリーズは１回表にカイル・シュワーバーの１号ソロで先制するとその後も小刻みに加点。投手陣も５人の継投でヤンキース打線の得点をソロホームランの１点のみに封じ、４対１でヤンキースに勝利。開幕からの連敗を４でストップした。フィリーズ２番手のアンドリュー・ベラッティが１勝目（０敗）をマークし、ヤンキース先発のドミンゴ・ヘルマンに１敗目が記録されている。
30球団の中で今季ここまで唯一白星がなかったフィリーズは１回表、シュワーバーの通算200号となる１号ソロで先制すると、３回表にはブランドン・マーシュも１号ソロ。５回表にはトレイ・ターナーとシュワーバーのWBCアメリカ代表コンビが連続タイムリーを放ち４対０とリードを広げた。投手陣も先発のマット・ストラムが４回無失点の好投を見せると、早めの継投でヤンキースの反撃をDJ・ラメイヒューのソロホームランのみに抑え、４対１で今季初勝利を手にした。
フィリーズは４試合で37失点と苦しんでいた投手陣がこの日は活躍。明日から先発ローテーションも２周目を迎えるが、本来の安定感を取り戻せるかどうかがカギとなりそうだ。また、シュワーバーも４試合で１安打のみと不調な滑り出しとなっていたが、この試合では本来の姿を見せた。昨年逃したワールドシリーズ制覇のタイトル獲得へ、ここから勢いに乗っていけるか注目したい。
