宿泊客27人が食中毒 旅館を営業停止処分に ノロウイルス検出/岡山・真庭市

岡山県は2日、同県真庭市湯原温泉の「湯原国際観光ホテル菊の湯」で食事をした宿泊客27人がおう吐、下痢などの食中毒症状を訴えたと発表し、同旅館を2日から4日まで3日間の営業停止処分とした。入院患者はおらず、いずれも快方に向かっているという。

県生活衛生課によると、27人は10代〜60代の男女。3月27日夕から29日朝までに刺し身、天ぷら、湯豆腐、温泉玉子などを食べた。

ほかに共通する食事がなく、うち6人と調理担当の従業員1人の便からノロウイルスが検出されたことから旅館の料理が原因の食中毒と断定した。

© 津山朝日新聞社