「おいしく飲んで」本格シーズン前に新茶の初摘み 一つひとつ丁寧に=静岡・菊川市

本格的な新茶シーズンを前に静岡県菊川市では4月5日朝、ビニールハウスで栽培した新茶の初摘みが行われました。

菊川市半済の茶畑で初摘みされたのは「やぶきた」で、うま味と香り、渋みのバランスの良さが特徴です。5日朝は茶農家や菊川市の長谷川寛彦市長など約20人が集まり、ビニールハウスの中で5センチほどに育った「やぶきた」の新芽を一つひとつ丁寧に手摘みしていきました。

<茶農家 宮城孝雄さん>

Q今年の出来は?

「それなりに良いお茶が採れたと思います。おいしく飲んでいただいて」

摘み取られた約4キロの新茶はすぐに手もみされ、7日に栄西禅師と市内茶業先覚者の供養祭で菊川茶の繁栄を祈願し献茶するということです。

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