県議選 期日前投票6万757人 前半4日間9選挙区

 岡山県選管は5日、県議選(9日投票)の期日前投票状況をまとめた。4月1~4日の前半4日間で、選挙戦となった9選挙区の6万757人が投票し、対象の選挙区が異なるため単純比較できないが、2019年の前回同期と比べて1.3%の減。有権者数の多い岡山市内の2選挙区が無投票になったことが影響しているとみられる。

 9選挙区のうち前回と比較可能な6選挙区で見ると6.5%増。0.9%減の岡山市北区・加賀郡(定数8)と11.0%減の高梁市(同1)以外はいずれも増えた。伸び率の最大は、定数2を巡って現職と新人2人の三つどもえの戦いとなった玉野市で20.1%増。投票者数の最多は県内最多の16人が争う倉敷市・都窪郡(同14)で2万6563人となっている。

 期日前投票所は60カ所に設けられ、一部を除き8日までの午前8時半~午後8時。選挙区によってはイオンモール岡山(岡山市、6日まで)やイオンモール津山(津山市、8日まで)でも投票でき、6日には吉備国際大(高梁市)に開設される。

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