オーストラリア出身の人気俳優 再び皮膚がんの生体検査を受ける「日焼け止めを塗ってほしい」

オーストラリア出身の人気俳優ヒュー・ジャックマン(54)が、皮膚がんの疑いが再び出たことで、2回の生検を受けたという。ヒューは、医師が基底細胞癌と呼ばれる皮膚がんの一種の可能性のあるものを鼻の2箇所で発見し、悪性かどうかを調べるために生検を受けたことを明かした。

インスタグラム動画でヒューは、鼻に貼った大きな絆創膏を指差しながら、「やあ、みんな。街で見かけられた時のために、僕の口から聞いてほしいんだ。今、2つの生検を受けたところ。2~3日後にわかると思うので、わかったらすぐに知らせるよ。皮膚がんの世界では基底細胞は最も危険性が低いらしいよ」と語った。

またヒューは「この機会に、北半球に住む私たちにとって、夏が来ることを思い出してもらえたら。日焼け止めを塗ってほしい。ただ、それだけ。どんなに日焼けしたくても、僕を信じて、信じて、信じてほしい。全て25年前に起こったことが、今になって出てきたんだ。日焼け止めを塗って。きっとこれからも素晴らしい時間を過ごすことができる、いいね?安全第一だよ。今まで、僕が基底細胞がんについて話しているのを聞いたことがあると思う。必要であれば、これからも話し続けるつもりだ。それで一人でも多くの人にSPF値の高い日焼け止めを塗ることを思い出させてくれるのであれば、幸いだ」と、日焼け止めを塗ることの大切さをファンにこう呼びかけた。

2013年に鼻からがん細胞を除去し、その後、少なくとも6回以上の施術を受けているヒューは「イギリス人の両親を持つオージーであること、オーストラリアで育ったこと、それは僕にとってニューノーマルなこと。子供のころは、火傷しても2、3回皮が剥ければ大丈夫という塩梅だった。それが基本。でも、クレージーだね。食後30分以内にプールに入るのは禁止されていた。これ、覚えてる?死ぬよ。日焼け止めのことなんて何もなかったな」と、子供時代に肌の手入れをしてこなかったことを2017年に明かしていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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