【DeNA】今季初勝利を託す 平良が2021年以来727日ぶり復活のマウンド

【横浜DeNA―巨人】ウオーミングアップでいい笑顔を見せる先発予定の平良=横浜(花輪 久写す)

 開幕から4連敗でまだ今季の勝利がない横浜DeNA。本拠地・横浜スタジアムでの巨人との2回戦(午後6時)を前に、三浦監督は「選手は今日こそという雰囲気でやっているし、監督やコーチもそういう気持ちで何とかきっかけをつかもうとしている」と話した。

 ここまでの4試合で先制点を奪ったのは1試合のみで、先発投手も5イニングを投げきったのは4日の浜口だけと、優位なゲーム運びができていない。指揮官は「主導権を握れるようにしないといけない」と強調した。

 今季初勝利を託されたのは10年目の平良。2021年6月に右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた右腕は、同年4月8日以来727日ぶりの1軍登板となる。「ここまで導いてくれたトレーナーさんらに感謝の気持ちを持ってマウンドに立ちたい」と平良。

 古巣巨人から復活の白星を挙げ、チームに初勝利をもたらしたい。

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