震災の影響などで児童数が減少 宮城・石巻市が3つの保育所を統合した新たな保育所を設置

宮城県石巻市で、震災などの影響で児童数が減少していた3つの保育所を統合した新たな保育所が誕生しました。

1日に開所したのは、いずれも石巻市河北地区にあった大川保育所と大谷地保育所、二俣保育所を統合して設けられた、河北保育所です。

新たな保育所は、木造平屋建て延べ床面積は約1000平方メートルで東日本大震災の仮設住宅の跡地に建てられました。

新たに0歳児の受け入れを開始し、定員は5歳児までの70人です。

保護者「前の保育所が庭園とかホールとか狭かったので、外でいっぱい元気に遊んでもらえたらなと思います」

石巻市では、施設の老朽化や震災などの影響による児童数の減少を受けて、保育所や幼稚園などの再編を進める計画を立てていて、このうち統合により新たな保育所が設置されるのは今回が初めてです。

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