10日から「日豊海岸どんぶり街道」 県南3市の32店、個性豊かな「丼」提供【大分県】

「県南3市の特色ある丼を味わって」と呼びかける木梨雅孝会長=佐伯市内のホテル
10日から始まる「日豊海岸どんぶり街道」をPRする関係者ら

 【佐伯・臼杵・津久見】日豊海岸に面する佐伯、臼杵、津久見の3市が地元食材の魅力を発信するキャンペーン「日豊海岸どんぶり街道」が、10日からスタートする。参加する32飲食店が個性豊かな「丼」を提供。アンケートに答えると、抽選で各市の特産品などが当たる。

 3市の観光協会などでつくる日豊海岸ツーリズムパワーアップ協議会(木梨雅孝会長)の主催で、来春のJRデスティネーションキャンペーンを前に県南の魅力発信を図るのが目的。2008~17年に展開した「日豊海岸ぶんご丼街道」の名称を変えて復活させた。

 3月下旬に佐伯市内でキャンペーン発表会があり、関係者約10人が出席。丼を試食した他、デザイナーの吉崎ゆみさん(54)=大分市=が考案した同協議会のロゴマークとキャッチコピー「浦のもてなし ウラオモテナシ」が披露された。

 木梨会長(64)は「コロナ禍にも明るい兆しが見えてきた。ぜひ各地域を訪れ、特色ある丼を食べ比べてほしい」と呼びかけた。

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