オリオールズが3連勝逃すも有望株ロドリゲスが5回2失点デビュー

【オリオールズ2-5レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

レンジャーズは2対2の同点で迎えた6回裏にジョシュ・ヤングの2号2ランで勝ち越すと、7回裏にも追加点。リリーフ陣が無失点リレーで逃げ切って5対2でオリオールズに勝利し、連敗を2で止めた。レンジャーズ先発のジェイコブ・デグロムは1勝目(0敗)をマークし、4番手のホセ・レクラークが1セーブ目を記録。オリオールズ2番手のオースティン・ボースは1敗目(0勝)を喫している。

レンジャーズは1回表、二死2塁のチャンスを作るとアドリス・ガルシアのタイムリー二塁打、ヤングのタイムリーで2点を先制。しかし、4回まで完全投球を見せていたデグロムが5回表にアダム・フレイジャーのタイムリーなどで同点を許してしまう。それでもデグロムはこの回以外ヒットを許さず6回被安打2、与四球2、奪三振11、自責1の好投。すると6回裏にヤングが勝ち越し2ラン、7回裏にはナサニエル・ロウがタイムリー二塁打と打線が奮起した。

一方3連勝を逃したオリオールズだが、この日デビューを飾った先発グレイソン・ロドリゲスの好投は明るい話題。MLB公式サイトの有望株ランキングでメジャー全体6位に位置する右腕は立ち上がりこそ失点を許したものの、以降は立て直して5回83球を投げて被安打4、与四球1、奪三振5、失点2の好投で、球界を代表する豪腕を相手に堂々のピッチング。アドリー・ラッチマン、ガナー・ヘンダーソンと昨年から有望株の昇格が続くオリオールズで、彼らに続く3人目の男がまずは順調なスタートを切った。

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