勝負どころ急失速 ブレックス、A東京に67ー81で敗れる 守備で流れ手放す

第1クオーター、ブレックスのスコット(中央)がシュートを放つ=アリーナ立川立飛

 バスケットボールB1は5日、東京都立川市のアリーナ立川立飛ほかで12試合を行い、東地区の宇都宮ブレックスは同地区のA東京に67-81で敗れた。通算成績は24勝24敗。

 ブレックスは欠場が続いていたジョシュ・スコットが5試合ぶりに先発復帰。第1クオーター(Q)はスコットの速攻や遠藤祐亮(えんどうゆうすけ)の3点シュートなどで先行したが、徐々に守備で流れをつかまれ17-20。第2Qは喜多川修平(きたがわしゅうへい)の3点シュートなどで追い上げ、38-40で前半を折り返した。

 第3Qはアイザック・フォトゥの3点プレ-などで中盤まで接戦を演じたが、5分以降に攻撃が停滞。失点も重ねて48-61と大きく水をあけられた。第4Qは終盤にかけて渡辺裕規(わたなべひろのり)らの得点で反撃したものの、差を縮めることはできなかった。

 次戦は8日午後3時5分から、宇都宮市の日環アリーナ栃木で茨城と対戦する。

球際の激しさに差

 コンディション不良から8人で試合を回したA東京の指揮官に「今季のベストゲーム」と言わせてしまったブレックス。試合後の選手の表情に落胆が色濃くにじんだ。

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