伊澤利光以来21年ぶりエース2連発も/「マスターズ」パー3コンテスト写真集

パー3コンテストを楽しむジョン・ラーム(撮影/増田高寛)

◇メジャー第1戦◇マスターズ 事前(5日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7545yd(パー72)

開幕前日の恒例行事となるパー3コンテストが午後に行われた。本戦には出場しない87歳のゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)も参加するなど、往年の名選手たちもゴルフの祭典らしくコースを盛り上げた。

2連続エースの離れ業を演じたシーマス・パワー(撮影/増田高寛)

9ホールを6アンダーで完了したトム・ホジーが優勝。1960年に始まったコンテストではこれまで青木功(1981年)、中嶋常幸(88年)と日本人優勝者も誕生しているが、優勝するとその年のマスターズでは優勝できないというジンクスが続いている。

5つのホールインワンが記録され、シーマス・パワー(アイルランド)は8、9番と2ホール連続で決める離れ業。「夢がかなったね。1回目は特別だったけど、2回目はもはやシュールだった。(連続は)間違いなく初めてだし、一生の思い出になる」と喜びを爆発させた。今大会を含めて合計107個のエースが生まれてきた中、2ホール連続は1968年のクロード・ハーモン(4、5番)、2002年の伊澤利光(5、6番)以来3人目だった。

パットを決めて喜ぶ息子とマッケンジー・ヒューズ(撮影/増田高寛)

「LIVゴルフ」に移籍したバッバ・ワトソンも4番で達成。グリーンで1バウンドしたボールがピンに当たってカップに吸い込まれ、同組で回っていたジェイソン・デイ(オーストラリア)ともハイタッチで喜び合った。「これこそがツアーであり、マスターズ」と笑った。

「いいか、ここはね…」と息子にレッスン(撮影/増田高寛)

ディフェンディングチャンピオンのスコッティ・シェフラー、ロリー・マキロイ(北アイルランド)、ジョン・ラーム(スペイン)といった優勝候補の選手たちも家族との大切なひと時を過ごし、大一番を前に英気を養った。

トニー・フィナウは一家総出だ(撮影/増田高寛)
パパそっちのけ? 子どもたちもマイペース(撮影/増田高寛)
主役はママ友たち(撮影/増田高寛)
パー3コンテストの会場は観客でいっぱい(撮影/増田高寛)
ホールインワンを決めて歓声に応える(撮影/増田高寛)

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