【今日は城の日】令和の城ブーム到来! 日本でいちばん売れている城の本『日本100名城公式ガイドブック』がシリーズ累計90万部を突破! 城泊やリニューアルオープンの城も続々登場で2023年も城が熱い!

株式会社ワン・パブリッシングが発行する『日本100名城公式ガイドブック』(公益財団法人 日本城郭協会・監修)が売れ行き好調のため大増刷、シリーズ累計90万部を突破した。本書は日本100名城スタンプラリーに参加できる公式スタンプ帳がついた城めぐりの必需品で、日本でいちばん売れている城の本だ。

大人がハマる「日本100名城」スタンプラリー

平成の城ブームのきっかけとなった「日本100名城」スタンプラリー。全国に3〜4万あるといわれる城の中から選ばれた100名城をめぐり、城スタンプを集めるリアルなスタンプラリーは、デジタルにはない懐かしさやアナログ感も受けて、大人のスタンプラリーとして人気を博している。公式のスタンプ帳がついている「日本100名城公式ガイドブック」は、この春シリーズ累計90万部を突破した。

100名城登城達成者が5,000人超え

公式のスタンプ帳でスタンプラリーに参加して全ての城をまわると、公益財団法人日本城郭協会が「登城認定」をしてくれる。2007年のスタート以来、100名城の登城達成者はすでに5,000人を超えた。現在も、毎月50〜100名の方が登城認定を受けている。

リニューアルオープンの城が続々

そんな城人気を後押しするかのように、全国で改装工事を終えた城が次々とリニューアルオープンしている。昨年、大改装を終えた岡山城(岡山県)や福山城(広島県)、大河ドラマで注目の徳川家康の浜松城(静岡県)、岡崎城(愛知県)、掛川城(静岡県)や島原城(長崎県)、そして4月末には会津若松城(福島県)がグランドオープンを控えている。外観が美しくなったり、室内展示が新しくなったりとますます見どころが充実し、来場者も増えている。

名城に泊まる「城泊(しろはく)」も本格化

これから注目されるのは、城に泊まる「城泊」(キャッスルステイ)。1泊おおよそ100万円という値段もさることながら、貴重な文化財でもある城に宿泊できることは驚きだ。一日一組限定で、正真正銘の殿様気分を味わうことができるのは、大洲城(愛媛県)と平戸城(長崎県)。福山城(広島県)でも実証実験が始まっており、そのほか複数のお城が準備を進めているという。 スペインのパラドールやポルトガルのポサーダなど、歴史的価値の高い建築物を改修したホテルは世界的にも大人気。日本の歴史が詰まった希少な建築物である城に泊まる試みは、城ファンだけでなく、歴史ファン、建築ファン、そして外国人観光客からも大いに注目を集めそうだ。 2023年、さらなる盛り上がりを見せそうな城は、子どもから大人まで老若男女が楽しめる歴史テーマパーク。この春、地元の100名城から、あなたも城めぐりを始めてみてはいかがだろうか。

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