山下美夢有は海外メジャー回避 当面は国内ツアー専念

プロアマ戦は樋口久子JLPGA顧問(右)とラウンドした(撮影/玉木充)

◇国内女子◇富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 事前(6日)◇花屋敷GC よかわコース (兵庫)◇6435yd(パー72)

「今週決めました」。昨季の国内ツアー年間女王・山下美夢有が2週後の海外メジャー「シェブロン選手権」(テキサス州・ザ・クラブatカールストン・ウッズ)に出場しないことを明かした。

また、2週後の米ツアー国別対抗戦「インターナショナルクラウン」(カリフォルニア州・TPCハーディングパーク)も世界ランキング24位で日本勢3番手として出場優先権があった。しかし、昨年優勝した国内ツアー「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」(茨城GC西コース)でタイトル防衛に専念する。

「昨年のサロンパスで2勝目できたので、そういうのもあって。サロンパスに出たいなって」。海外メジャーや、日の丸を背負う戦いに興味はあるものの、当面は国内ツアーに専念する構えだ。

調子はあがりつつある(撮影/玉木充)

この日はプロアマ戦で最終調整。直近3戦で12位、8位、3位と調子は上向きつつある。「ゴルフの調子は悪くはない。セッティングも難しいのでまずはノーボギーで。グリーン上が難しいと思うので考えながらプレーしたい」と意気込んだ。

大阪出身ということもあり、「関西の試合は落ち着きます」。地元でのツアー7勝目に期待がかかる。(兵庫県三木市/玉木充)

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