「どうする家康」合わせ春限定版の御城朱印 福井県美浜町の若狭国吉城歴史資料館が販売

徳川家康が美浜を訪れたことにちなんだ御城朱印の春限定版=福井県美浜町佐柿
徳川家康ゆかりの地にちなみ、2023年の1年間限定販売する御城朱印(右)=福井県美浜町佐柿の若狭国吉城歴史資料館

 福井県美浜町佐柿の若狭国吉城歴史資料館は、徳川家康が美浜を訪れたことにちなんだ御城朱印の春限定版を販売している。かわいらしく桜の花吹雪がデザインされている。4月23日まで。

 1570(元亀元)年の4月23日、越前朝倉氏攻めの本陣として使われた国吉城に、織田信長が豊臣秀吉や家康を率いて入城したとされる。NHK大河ドラマ「どうする家康」の放映に合わせ、同館は1月から1年間限定で御城朱印「徳川家康ゆかりの地」の販売を始めた。

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 春限定版は花吹雪があしらわれているほか、通常版では黒色の文字も紫色になっていて華やかな仕上がり。同ドラマで家康を演じる、活動休止中のアイドルグループ「嵐」の松本潤さんのメンバーカラーにもちなんでいるという。大野康弘館長は「御城朱印で美浜と家康に関係があったことを感じてほしい」と期待している。

 1枚300円(税込み)で1人3枚まで購入できる。問い合わせは同館=電話0770(32)0050。

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