渋野日向子に国別対抗戦の出場権 西郷真央「自分の今後を考えた」

プロアマア戦で調整した(撮影/玉木充)

◇国内女子◇富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 事前(6日)◇花屋敷GC よかわコース (兵庫)◇6435yd(パー72)

渋野日向子に5月4日開幕の米ツアー国別対抗戦「インターナショナルクラウン」(カリフォルニア州・TPCハーディングパーク)の出場優先権が転がり込んできた。

同大会は前週終了時の世界ランキング(4月2日付)で各国上位4人に出場優先権が与えられる。日本勢のトップ4は畑岡奈紗(ランク12位)、古江彩佳(同19位)、山下美夢有(同24位)、笹生優花(同30位)だった。しかし、この日に3番手・山下と5番手・西郷真央(同37位)が出場辞退を表明。同38位で6番手だった渋野が繰り上がることになった。

同週の国内ツアーはメジャー「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で、西郷は「最初は国別に出ることも想定していたが、自分の今後を考えた場合、国内でも上位に入るぐらい難しい大会(サロンパス)。自分が今どれだけできるのか知っておきたいと強く思った」と理由を説明した。

今季初優勝を目指す(撮影/玉木充)

西郷は次週の国内ツアー「KKT杯バンテリンレディス」は欠場。2週後の海外メジャー「シェブロン選手権」にエントリーしており、3週後の「パナソニックオープンレディース」から国内ツアーに復帰する。

今大会は「シェブロン選手権」前の国内ラストゲーム。「いい状態でいけるようにしたい」。今季は米ツアー含めて4試合を戦ったが、トップ20はなし。多くの選手が攻略に苦しむ今週のコースだが、今季初Vで勢いをつけたい。(兵庫県三木市/玉木充)

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