電車に乗ろうとするとき、自分が乗る電車が何番線から発車するか確認することが多いと思います。
新宿駅や東京駅などの大きな駅になるほど、10番線や20番線など番線の数は多くなっていきます。ただ、この数字は適当に振られた数字ではなく、例えば新宿駅の場合は東側から順番に、埼京線や湘南新宿ラインが使用する1番線・2番線から山手線・中央総武緩行線が使用する15・16番線まで振られています。
ところが、小田急線に乗車しようとして神奈川県の小田原駅に向かうと、7番線から始まっていることに気付くでしょう。普通は新宿駅のように1番線から始まることが多いのですが、小田原駅の小田急線が7番線から始まっているのはなぜでしょうか。
【ヒント】
小田原駅に乗り入れている路線は小田急のみでしょうか。
解答と解説
【答え】
JR線(東海道線)からの続き番号だから。
【解説】
小田原駅の番線は、1~2番線が伊豆箱根鉄道大雄山線、3~6番線がJR線(東海道線)、7~10番線が小田急線、11番線が箱根登山鉄道線、13~14番線が東海道新幹線のホームとなっており、私鉄もJR線も連続した番号が振られています。
12番線は箱根登山鉄道の登山電車が小田原駅に乗り入れていた時代は存在していましたが、2006年に乗り入れが廃止されて以降は欠番となっています。
(写真:PIXTA)