喫茶ルパン、近隣の写真館主が再開 盛岡、音楽流れる憩いの空間

来店客と談笑する店主の早坂修さん(左)と由季子さん(中央)

 盛岡市松園の喫茶ルパンが3年半ぶりに復活した。店主の体調不良と新型コロナウイルス禍の影響で2019年から閉じていたが、東京から移住した近隣の写真館主の早坂修さん(59)が新店主となり営業を再開。「音楽が流れる店」を掲げ、新たなスタートを切った。

 ジャズやボサノバが静かに流れ、コーヒーの香りが漂う。外装も内装も15~19年に営業したルパンとほぼ変わらない。地元の中小企業アドバイザー佐々木陽(あきら)さん(70)は「大人の雰囲気でゆっくりコーヒーが楽しめる場所ができてうれしい」と表情を緩めた。

 昼は火-木曜の午前11時~午後6時、夜は金、土曜の午後6時~11時に営業。コーヒー(350円)やスパゲティ(昼、600~650円)などを提供する。日、月曜定休で臨時休業あり。問い合わせは早坂さん(090.4374.8046)へ。

© 株式会社岩手日報社