PR足りず? 利用わずか3人 吉備国際大の県議選期日前投票所

わずか3人の利用にとどまった吉備国際大の期日前投票所

 高梁市選管は6日、岡山県議選の期日前投票所を吉備国際大(同市伊賀町)に1日限定で設けた。利便向上と投票率アップを狙ったが、利用はわずか3人にとどまり、若者の選挙離れを印象付ける結果となった。

 今回の県議選で期日前投票所が県内の大学に開設されるのは唯一。授業が行われていたキャンパス内の学生交流施設に午前10時から午後4時までの間、投票箱や記載台を設置。投票立会人は学生が務めた。

 市選管は「PRが足りなかった。商業施設を含め、今後はより需要が高い場所での実施を検討したい」としている。

 同大では2016年の知事選から期日前投票所を開設。前回の県議選(19年)では1日で26人が投票した。

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