自転車の女性重傷、背骨骨折など全治不詳…車ではねて逃げた国交省係長を逮捕「何か物に当たっただけかと」

重傷ひき逃げの容疑、国交省職員を逮捕

 埼玉県警朝霞署は6日、自動車運転処罰法違反(過失致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、新座市東北1丁目、国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所係長の男(52)を逮捕した。

 逮捕容疑は3月29日午後6時半ごろ、朝霞市岡の県道で普通乗用車を運転し、左前方を同方向に自転車で進行していた女性(29)=志木市=をはねてけがをさせ、そのまま逃走した疑い。

 署によると、女性は背骨骨折など全治不詳の重傷を負った。

 男は「何か物に当たっただけだと思った」と容疑を否認しているという。

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