キム・ペトラス、新曲「Alone」でニッキー・ミナージュとタッグ

キム・ペトラスが、近日リリースするシングル「Alone」でニッキー・ミナージュとタッグを組むことがわかった。

現地時間2023年4月6日、キムはSNSに「“Alone” feat. @nickiminaj 4月21日リリース」と綴り、このサプライズ・コラボを発表した。この投稿には、キムが豪華な部屋で暖炉やアート作品をバックに座る姿を捉えた動画が添えられている。キムの前の光沢のあるオーク材のテーブルには、ベビーピンクの電話が置かれており、電話が鳴ると、キムは「そう、バービーとキム・ペトラスよ!」というニッキーのと思われるバースを口パクしながら答えている。楽曲には、アリス・ディージェイによる1998年のクラブ・クラシック「Better Off Alone」がサンプリングされているようで、動画はキムによるおなじみの「ウーア!」という掛け声で締めくくられている。

「Alone」は、マックス・マーティンがプロデュースした2022年の「If Jesus Was a Rockstar」、2023年の「Brr」に続く、キムの最新シングルで、後者は3月の【ウィメン・イン・ミュージック】で披露していた。今年の<チャートブレイカー賞>に選ばれたキムは、体の自己決定権や女性のために“真の平等”を求める心のこもったスピーチを行っていた。

授賞式に先立って公開された米ビルボードとの独占インタビューで、キムは、「ポップ・ミュージック界の女性たちは、私の高校時代の唯一の友人でした」と語っており、「彼女たちは、私がなりたかったものすべてで、私が性転換し、自分の人生を真に生きるために必要な強さを与えてくれました。彼女たちから自分らしく生きる強さを学んだんです」と話していた。

今週初め、キムとサム・スミスとコラボした大ヒット曲「Unholy」がSpotifyで10億再生を突破していた。この曲でキムは、【グラミー賞】でトランスジェンダーのシンガーとして初の<最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス>を受賞した。

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