滝沢の複合商業施設にスーパーなど24棟 市役所周辺の計画案

 

 滝沢市鵜飼の市役所周辺で計画されている複合商業施設建設で、開発を担う不動産業ダイナステージ(盛岡市、菊池聡社長)は6日、約11ヘクタールの敷地にスーパーマーケットなど計24棟を配置する計画案を示した。今後も出店希望者や地元業者らと協議しながら全体像を固め、2025年5月ごろの開業を目指す。

 滝沢市内で開かれた住民説明会で明らかにした。計画案によると、スーパーやホームセンターを中核にフィットネス施設併設型の温浴施設や飲食店、物販店舗、クリニック、保育施設なども整備する。

 近隣エリアからの利用を見込み、1日当たりの利用者数を約1万5500人と想定。敷地内に千台規模の駐車場を設ける。8月に土地の造成に着手し、24年6月に建築工事を開始する方向。

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