「笑アセろ」第4弾にさまぁ~ず・三村も参戦! 芸人たちの対応力にSixTONES・ジェシー、王林が感激&爆笑

TBS系では本日4月7日に、千原兄弟・千原ジュニアとバイきんぐ・小峠英二がMCを務める「笑アセろ」(午後10:00)を放送する。

「笑アセろ」は、芸人たちのポテンシャルをさらに引き出すべく、ドッキリで追い込んで焦らせて、そして笑いを作ってもらうという“ドッキリ”と“即興ネタ”が融合した新しいお笑い番組。昨年7月に「土曜☆ブレイク」枠で初放送し、今年は正月と3月にオンエアされた。いずれも好評を得て、今回は初進出のプライムタイムで第4弾が決定した。

MCの2人に、さまぁ~ず・三村マサカズ、SixTONES・ジェシー、王林がゲストとして加わり、5人で芸人の即興ネタを見届ける。ターゲットとなった芸人は、すぐには状況をつかめないものの、制限時間が迫り手に汗握る状況の中、全身全霊で笑いを絞り出す。

今回芸人たちに課された、絶対に焦ってしまうシチュエーションは二つ。

「タイムスリップで笑アセろ!」では、“私服”に関するにせ番組の収録で呼び出された、見取り図(盛山晋太郎、リリー)、酒井貴士(ザ・マミィ)、ネルソンズ(和田まんじゅう・青山フォール勝ち・岸健之助)、野性爆弾・くっきー!、マヂカルラブリー・野田クリスタルが、何も知らされないまま待機。そこに千原と小峠が現れ、突然の指令が下る。「あなたの後ろの部屋にある小道具や衣装を使って、過去からでも未来からでもいいので現在にタイムスリップしてきたオリジナルキャラに変身してください! そしてわれわれの前に登場していただき笑わせてください。ちなみに制限時間は100秒です」。

膨大な量の衣装と小道具の中からキャラクターを考えて着替える芸人たち。そして、黒服に先導され会場に連れてこられた芸人は、ドアが開くと千原たちから質問攻めに。果たしてどんなキャラクターを想像し創造するのか注目だ。加えて、審査員としてやってきた三村マサカズに番組の魔の手が伸びる。

「クイズ!残念不正解!」では、にせの番組企画でスタジオにやって来た5人の芸人(飯尾和樹、大久保佳代子、タイムマシーン3号・関太、もう中学生、ラランド・サーヤ)たち。そこにはクイズ番組のセットと千原、小峠、ジェシー、王林の4人が待ち構えている。千原は「今から皆さまにはクイズを出題します。ただし、絶対に正解をせずに笑いだけを取ってください」と突然説明を始める。

嫌々解答席に座る芸人たち。問題が読み上げられた直後、突然手元のランプが光り、「すみません、言い忘れていました! ランプが付いた方には強制的に答えていただく強制解答システムとなっております」との声。自分のタイミングではなく解答させられ、中にはランプが光ってからフリップに慌てて答えを書き始める芸人も。異常な解答数でフリップがどんどん積み上がる。すべてクオリティーが高い解答で、千原が「ライブでやってもいい」と評価するほどの臨場感にスタジオは大いに盛り上がる。そんな中、一番面白かったMVPを獲得するのはどの芸人か?

千原は「今回はシチュエーションの形もよかったし、メンバーも豪華でした。今をときめく面子がまんまとだまされて連れて来られ、そして何より素晴らしいオープニングアクト! 三村さんにいいものを見せてもらいました。しかし『またやりたい』」っていう人の感覚が不思議です。収録終わった帰りのタクシーでいろいろ考えつくんやろうな。『あそこのあの返しはこっちやったのか!』とか。それがたまってたまって、結果『もう1回やりたい』になるんかな」と番組いついて分析。

続けて「『タイムスリップで笑アセろ!』もすごかったけど、『クイズ!残念不正解!』の方は、誰一人欠けることなく全員がすごすぎました。ホンマにライブでやっても全然いいんじゃないかと思いました。素晴らしかったですね。4回目の今回が一番、“笑”と“アセ”が50:50だったと思います。焦ってたし、結果笑かしてくれたし、非常にバランスのいい『笑アセろ』になっています。あと、単純にあんな急に言われてパパッと書くのに難しい漢字を書けるのすごいで!(笑)」と芸人たちの頑張りに感心しきり。

小峠は「毎回企画自体ももちろん面白いんですけど、それを飛び越えてくる芸人力・人間力が今回もすさまじかったですね。皆さんあっぱれの出来でした。ジュニアさんもおっしゃっていますけど、『またやりたい』という人がいるのが不思議ですよね。僕はやりたくないですもん。でもやってみると『その壁を越えたい!』『もうちょっとよくしたい!』とか、そういう感覚があるんですかね。僕には考えられない。瞬間瞬間の笑いだから難しいところでしょうね」と感じたものがあった様子。

そして、「『クイズ!残念不正解!』は、あのスピード、あの追い込まれ方でよくもあんなにパッパパッパと答えを出せるなと。これまでやっていた大喜利の概念をガラッと変えるような企画だったと思います。素晴らしかった!」と内容を絶賛している。

三村は「あの時間のない中、頭フル回転でやってきてパフォーマンスを見せるって、すごく覚悟がいることです。しかも目の前にジュニアがいて。これはかなり汗をかく、かなりの仕事量です。ぜひ見てあげてほしいです。やる側としては、全く知らされていなかったから、覚悟もなくのんびり楽屋にいて。衣装もパーカーとカーゴパンツでおしゃれしてきたけど、急にこの格好。ジュニアと小峠のスーツと比べたら見劣りするでしょ。急に着替えてこれだからね(笑)。こういうことなんだな、まだまだ俺もやらなきゃいけないんだなと思いました。やって、いろいろ反省して、今お酒が飲みたいです!」と苦労したことを伺わせる。

ジェシーは「全体的に笑わせてもらいました。笑わせてもらいましたけど、あらためて芸人さんを尊敬します。明確に個性があって、『こういうふうにやるんだな』と勉強にもなりました。また呼んでいただきたいです。『クイズ!残念不正解!』は定期的に見たいですね。いろんな芸人さんがいらして、それぞれ違う攻め方・ボケ方があると思うんで。僕も一緒に考えていたんですけど、やっぱり芸人さんは瞬発力がすごい。そしてジュニアさんが『そーれーでーはー』と延ばしながら時間を稼いで解答を待つこともあったり、ジュニアさん、優しいなと思いました」と感想を伝える。

王林は「芸人さんという職業を一番リスペクトしているんですけど、ますますその思いが強くなりました。『覚悟を決めた瞬間』の顔も見えたりして、芸人さんは笑いのためにすごいなと。『クイズ!残念不正解!』は、ホントに時間のない中でジュニアさんに指名されて答えないといけないパターンもあり、そうするとまだ何も考えていない状態から思いついたことを答えなければいけなくて。芸人さんのリアルな脳みその中が分かって、すごすぎて気安く話しかけられないなと思いました(笑)。常にこんなことを考えているんだ!とびっくりしました」と芸人の奮闘ぶりに感動している。

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