チャールズ国王戴冠式 バルコニー登場は現役王室メンバーのみ

英チャールズ国王(74)は戴冠式後、バッキンガム宮殿のバルコニーに、15人の現役王室メンバーと共に登場するという。王室関係者によると、5月6日にロンドンのウェストミンスター寺院で行われる戴冠式の「スリム化」を目指した取り組みの一つだそうだ。

この王室公式行事に関する「詳細な」概要について情報を得ているというデイリー・ミラー紙によると、国王と戴冠後に女王と呼称が変更になるカミラ王妃(75)は、人生を公共のために捧げてきた王室メンバーと並びバルコニーから感謝の意を述べることを決定、ウィリアム皇太子夫妻が3人の子供たち、ジョージ王子(9)、シャーロット王女(7)、ルイ王子(4)と共に登場する一方、ヘンリー王子夫妻が戴冠式に出席したとしても、15人の最終メンバーに加わる予定はないという。

また故ジェフリー・エプスタインとの関係をめぐるスキャンダル、そして性犯罪被害者の1人であるバージニア・ジュフリーから告発(王子は否定)されているアンドルー王子(63)は、ラインナップから外れ、チャールズ国王の妹のアン王女は夫のティム・ローレンス副提督とともに国王の側に登場するそうで、ある関係者は同紙にこう語っている。「国王は、誰を王政を代表する人物として望んでいるのか、非常に明確にしています」「感傷に浸る余地はほとんどありません。これは国の行事であって、家族団らんの場ではないのです。現役の王室メンバーだけが、公の場での大きな瞬間に立ち会うことが正しいことなのです」

また、バルコニーには、新しくエディンバラ公爵の称号を与えられたエドワード王子とソフィー夫人、ケント公爵(87)とアレクサンドラ王女(86)、グロスター公爵夫妻も加わる予定だ。

戴冠式の後、チャールズ国王とカミラ妃は、大規模なパレードでバッキンガム宮殿に戻ることになっており、数千人の軍隊、軍楽隊、その他のロイヤルファミリーのメンバーが参加することが予想されている。

一方で別の王室関係者は、ヘンリー王子とメーガン妃の戴冠式参列について、出欠返信の締め切り日である今月3日を過ぎたものの王室職員はまだ何も知らされていないとデイリー・メール紙に明かしている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社