免許なしで受験可の教員試験、15日に説明会、定員250人 民間企業から転職の教員がアドバイス 個別相談も

社会人の免許なし受験、4月15日に説明会実施

 埼玉県教育局は2023年度実施の県公立学校教員採用試験の要項を県ホームページ(HP)に公開した。民間企業経験者を対象に新設する「セカンドキャリア特別選考」について、4月15日に説明会を彩の国すこやかプラザ(さいたま市浦和区)で実施する。

 試験要項によると、1次試験は小中学校教員が7月9日に4会場、高校と特別支援学校教員は同日に2会場で行われる。2次試験は小中学校が8月19日に、高校と特別支援学校が8月6日。出願手続きは5月9日まで、県電子申請・届出サービスによるインターネット出願で受け付ける。

 セカンドキャリア特別選考は民間企業での通算5年以上の正規採用経験者などが対象で、全区分で実施する。教員免許なしで受験でき、合格から26年3月までの免許取得の猶予期間を設ける。説明会は民間企業から転職した教員の経験談や待遇などについて説明し、個別相談も行う。定員は250人で先着順。申し込みは県電子申請・届出サービスへ。

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