メンバーの急死を乗り越えて活動を再開した人気バンド・sumika

今年2月にメンバーの黒田隼之介さんが34歳の若さで急死したロックバンド・sumikaが4日、バンドの公式HPを更新し、ライブ活動再開を発表した。

公式HPで所属事務所は《sumikaは4月30日(日)『ARABAKI ROCK FEST.23』よりライブ活動を再開させていただくことと致しました》と報告。 そのうえで、《いつも応援してくださる皆様、関係者の皆様には、この度は多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫(わ)び申し上げます》と謝罪。

また、《休止していた期間中にいただきましたたくさんの激励のお言葉に感謝を申し上げるとともに、今後も真摯に音楽活動に努めて参ります。引き続きsumikaを何卒(なにとぞ)よろしくお願い致します》とした。

同バンドは2013年5月17日に結成。バンド名は「様々な人にとって住処のような場所になって欲しい」という願いを込めて名付けられた。sumikaは通常のバンド形態、sumika[camp session]はアコースティック形態のことを指す。

同年10月、ファーストミニアルバム「新世界オリハルコン」を発売しCDデビューした。

昨年5月17日にsumikaの結成9周年を迎え、「10周年イヤー」がスタートしたが、ちょうど10周年を迎える前に黒田さんが天国に旅立つことになってしまった。

「黒田さんはギター、コーラス、作曲も担当していただけに、なかなかほかのメンバーを入れても穴を埋めるのは難しいだろう。とはいえ、ファンのためにもいつまでも休止しているわけにはいかなかったのだろう。どこかのタイミングで黒田さんを追悼するイベントなどを開催するのでは」(芸能記者)

黒田さんは天国から同バンドの活動を見守り、さらなる飛躍を願っているはずだ。

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