SF参戦ドライバーで構成されるFRDAが2023年度の会長・副会長を選出。山本尚貴が会長職を継続

 全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するドライバーで構成される組織であるフォーミュラ・レーシング・ドライバー・アソシエーション(FRDA)は4月7日に富士スピードウェイで会合を行い、2023年の会長、副会長を選出した。

 FRDAはスーパーフォーミュラに参戦するドライバーで構成され、シリーズ運営団体の日本レースプロモーション、国内統括団体の日本自動車連盟など関係団体と協調をはかりながら、ドライバーの立場から国内最高峰フォーミュラ、モータースポーツ全体の振興と安全に関して活動している。

 組織は2004年に設立され、これまで服部尚貴、本山哲、土屋武士と会長職が受け継がれてきた。2010年度からは石浦宏明が会長を務め、2014年からは中嶋一貴、2021年からは山本が会長を務めてきた。これまでFRDAでは不公平感があったルールの変更の要望や、アクシデントの裁定に対する見解のすり合わせなどの活動が行われている。

 2023年に向けては、山本が2021年、2022年に続き会長に留任。また副会長も平川亮が留任した。さらに、SF23シャシーの開発を担ってきた石浦宏明と塚越広大がオブザーバーとして留任。2022年と同様の体制となっている。

平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) 2023年スーパーフォーミュラ公式合同テスト 鈴鹿

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