政女党、人事巡り対立表面化 「党首交代」で食い違い

記者会見する政治家女子48党の大津綾香氏=7日午前、東京都千代田区

 政治家女子48党で7日、人事を巡る対立が表面化した。前身のNHK党で党首だった立花孝志氏は記者会見し、大津綾香党首を除名処分にしたと発表。斉藤健一郎参院議員が代表に、自身が党首にそれぞれ就いたと主張した。ところが大津氏は別に会見し、人事に同意しておらず、自身が党首の立場にあると強調。両者の認識が食い違った。

 立花氏は、大津氏が党内の会議で党首を辞任すると繰り返し語っていたと指摘。「党を解党する危険性があった」などと除名の理由を説明した。千葉県選挙管理委員会に対し、党の代表者を斉藤氏に変更すると7日に届けたと述べた。総務省の担当者は取材に「持参された書類を審査中」と答えた。

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