岡山南高元監督の臼井敏夫氏死去 甲子園通算8度、川相氏ら育てる

臼井敏夫氏

 岡山南高野球部元監督の臼井敏夫(うすい・としお)氏が7日、肺炎のため死去した。91歳。岡山市出身。自宅は岡山市北区大供本町460。葬儀は10日午前10時から岡山市北区清輝橋3の9の15、セレマ清輝橋シティホールで。喪主は長男一雄(かずお)氏。

 岡山大卒業後、桑田中、岡山東商高を経て1972年に岡山南高野球部監督に就任。強力打線を武器に、甲子園には初出場で4強入りした77年春を皮切りに、91年の退任まで春夏通算8度導いた。プロ野球巨人などで活躍した川相昌弘氏らを育てた。

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