新学期 犯罪や事故から子ども守れ 県職員や警察官 岡山駅東口で啓発

JR岡山駅東口で行った啓発活動

 学校の新学期スタートに合わせ、岡山県や県教委、県警、学生ボランティア団体などが7日、JR岡山駅東口で、犯罪や交通事故から子どもたちを地域で守るよう呼びかける啓発活動を行った。

 県職員や警察官、バレーボールV1女子・岡山シーガルズの松本舞佳(20)、岡野亜依(22)の両選手ら約30人が参加。駅利用者らに「子どもの安全確保にご協力を」と呼びかけ啓発チラシやクリアファイルが入った500セットを配った。松本選手は「新しい環境で不安がある子どもたちに声かけしたい」と話した。

 県警によると、18歳未満の子どもを狙った声かけやつきまといといった不審者情報は昨年が577件(前年比49件減)、今年が3月末時点で109件(前年同期比9件減)寄せられている。

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