県内コロナ第8波 死者割合、第6波以降最多

 昨秋から3月上旬まで続いた県内の新型コロナウイルス感染「第8波」で、感染者数に占める死者の割合を示す致死率は「第7波」の約2倍の0.33%だったことが、県のまとめで分かった。軽症が多いとされるオミクロン株が流行の主流となった第6波以降では最も高かった。過去最悪の感染状況に陥り、高齢者施設などでクラスター(感染者集団)が多発。重症化リスクの高い患者らに感染が広がった影響が浮き彫りとなった。

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