茨城県警察学校で入校式 150人が新たな一歩

県警察学校で開かれた入校式=茨城町上石崎

茨城県茨城町上石崎の県警察学校(小泉辰也校長)で7日、今春採用の警察官と警察職員計150人の入校式が開かれた。

1日付で採用された初任科生は18~33歳。半年~10カ月にわたって寮で生活しながら、法律や逮捕術といった警察官としての基礎を学ぶ。式典では、一瀬圭一本部長は「困難な問題に直面しても解決しようとする意思と能力を向上させるため、訓練に真剣に取り組んでほしい」と訓示。小泉校長は「同期らとの絆を大切に、失敗を恐れず何事にも全力を尽くしてほしい」と激励した。

入校生を代表し、茨城県坂東市出身の木村樹巡査(22)が力強く服務宣誓書を読み上げた。終了後、木村巡査は「生まれ育った茨城のため働きたい。県民に安心、安全に過ごしてもらえるよう全力で仕事をしていく」と力を込めた。

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