茨城県内の小中高など512校 期待胸に入学式 水戸・笠原小 マスク姿まばら

名前を呼ばれて「はい」と立ち上がった新入生=水戸市笠原町

茨城県内の多くの公立小中学校や県立高校、特別支援学校などで7日、入学式が開かれ、新入生が期待を胸に校門をくぐった。

水戸市内で最も多い168人が入学した市立笠原小では、式で一人一人の名前が読み上げられ、新入生が元気よく「はい」と返事した。マスク着用は教員、保護者含め任意で、着けた新入生はまばらだった。

江幡和代校長は式辞で「みんなで優しく学校生活を応援する。できること、分かることを増やしていこう」と述べた。途中、市のマスコットキャラクター「みとちゃん」が登場し、新入生から歓声が上がった。

入学した床井渉君は「サッカーや算数を頑張りたい」、綿引乃蒼さんは「体育の授業や、給食が楽しみ」と胸を膨らませた。

同日は県内の多くの学校で入学式が開かれ、国公私立の小中学校や義務教育学校、中等教育学校、高校、特別支援学校の計512校で行われた。

県教委によると、今春の国立と私立を含めた入学予定者数は、小学校2万589人▽中学校2万2943人▽義務教育学校1257人▽中等教育学校635人▽高校2万3173人▽特別支援学校1072人。

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