ブレーブス 昨季の新人王ハリス2世が腰を痛めて故障者リスト入り

日本時間4月8日、ブレーブスは昨季ナショナル・リーグ新人王に輝いたマイケル・ハリス2世を10日間の故障者リストに登録したことを発表した。理由は腰痛と発表されているが、ハリス2世は「深刻なものだとは思っていない。でも、悪化してしまう可能性があるから、休ませてもらうのがベストだと判断した」と軽症であることを強調。ブレーブスもハリス2世が最短の10日間で復帰可能と考えているようだ。なお、ハリス2世の代役として俊足のイーライ・ホワイトがAAA級グウィネットからメジャー昇格を果たしている。

現在22歳のハリス2世は昨年5月にメジャーデビューし、114試合に出場して打率.297、19本塁打、64打点、20盗塁、OPS.853の好成績をマーク。同僚スペンサー・ストライダーとの争いを制し、新人王に選ばれた。今季は開幕から正中堅手として5~7番あたりを打ち、ここまで7試合に出場して打率.217、0本塁打、1打点、2盗塁、OPS.541を記録している。

ハリス2世が腰に違和感を覚えたのは、日本時間4月6日のカージナルス戦。8回裏にポール・ゴールドシュミットが放った大きなフライを追いかけ、フェンスにぶつかった際に痛めたようだ。翌日のパドレス戦にも出場したが、2回裏に二塁へスライディングした際に症状を悪化させたとみられる。3回表の守備には就いたものの、4回表が始まるときにサム・ヒリアードと交代してベンチに退いた。ハリス2世は「交代したくなかったけれど、シーズン序盤のこのタイミングでは大事を取るのがベストだと判断した」と話している。

現在28歳のホワイトは昨季レンジャーズで47試合に出場して12盗塁をマークした俊足の外野手。今季はAAA級グウィネットで開幕を迎え、4試合で3本塁打&2盗塁を記録していた。なお、日本時間4月8日のパドレス戦では、ハリス2世の代役としてヒリアードが「9番・中堅」でスタメン起用されている。

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