アマゾン土器の世界に触れる展示会 岡山

岡山県新見市の猪風来(いふうらい)美術館で、企画展「縄文土器やアマゾンの土器たちが語るもの」が開かれています。古代アマゾンの土器や日本の縄文土器などを再現した34点が並んでいます。

甕棺(かめかん)を模倣した甕

こちらは古代アマゾンの骨壺を再現したもので、女性をかたどっています。女性が社会の中で重要な役割を果たしていたことを示唆しているとも考えられています。

猪風来館長によりますと「アマゾン土器は縄文の土偶・土器に非常に近い感覚を持った土器。この世にあらゆる命が豊穣に溢れますように、という祈りを込めた文様造形をしています」ということです。

アマゾン土器と縄文土器の相通じる部分を感じられるこの企画展は5月28日まで開かれています。

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