桜満開「天の川」でウオーキング 川面には花いかだ 京都・舞鶴

与保呂川沿いの桜並木を歩く参加者ら(舞鶴市常)

 桜並木が続く京都府舞鶴市の与保呂川沿いを散策するイベント「与保呂川さくらウオーキング」がこのほど、同市内であった。約90人が7キロの道のりを歩き、満開の千本桜を楽しんだ。

 NPO法人「舞鶴ドリーム 与保呂川を桜の天の川にする会」など市内18団体でつくる実行委員会が企画。与保呂川沿いには、同会らが植えた千本以上の桜が並んでいる。

 参加者は白糸浜神社(浜)を出発し、桜の名所である与保呂浄水場(与保呂)周辺を目指した。川沿いの道中では薄桃色に咲き誇る桜の下を進みながら、川面の花いかだを眺めたり、立ち止まって記念撮影したりしていた。休憩時間にはご当地グルメの肉じゃがも振る舞われ、花見をしながら味わっていた。

 昨年にベトナムから家族で来日した志楽小学校6年のブイ・ミンミンさん(11)は「桜を見るのは初めて。(頭上から)花びらが降ってきて、きれいだった」と話した。

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