マリナーズ・フリオが決勝2ラン 球団史上最速で通算30本塁打達成

【マリナーズ5-3ガーディアンズ】@プログレッシブ・フィールド

マリナーズは1点ビハインドの6回表にJ・P・クロフォードのタイムリー二塁打で追いつくと、先発アーロン・シバーリに代わってマウンドに上がった2番手ニック・サンドリンからフリオ・ロドリゲスが2号勝ち越し2ラン。この一発が決勝打となり、ガーディアンズに5対3で勝利した。マリナーズ2番手のペン・マーフィーが今季初勝利(1敗)、6番手のポール・シーウォルドが今季初セーブを記録。6回途中9安打4失点のシバーリは今季初黒星(1勝)を喫した。

マリナーズがローガン・ギルバート、ガーディアンズがシバーリの先発で始まった一戦は、初回にガーディアンズが二死満塁のチャンスを迎え、ギルバートの暴投で1点を先制。3回裏にジョシュ・ベル、4回裏にマイルズ・ストローがタイムリーを放ち、リードを3点に広げた。しかし、マリナーズも反撃し、5回表にクロフォードのタイムリー二塁打とタイ・フランスのタイムリーで2点を返して1点差。6回表には再びクロフォードがタイムリー二塁打を放って同点に追いつき、続くロドリゲスが放った2号勝ち越し2ランが勝敗を分ける一打となった。

昨季28本塁打を放ってアメリカン・リーグの新人王に選ばれたロドリゲスは、今季2本目のアーチで通算30本塁打に到達。キャリア140試合目での到達は、ジム・プレスリー(156試合)、アレックス・ロドリゲス(162試合)、ダニエル・ボーグルバック(162試合)、アルビン・デービス(180試合)らを上回る球団史上最速記録となった。

また、ロドリゲスはこの試合で今季3個目の盗塁を決め、通算28盗塁に。キャリア140試合目までに30本塁打と20盗塁を記録したのは、フェルナンド・タティスJr.(37本塁打&27盗塁)、ダリル・ストロベリー(30本塁打&24盗塁)に次ぐ史上3人目の快挙である。

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