エンゼルス ホーム開幕戦は痛恨被弾で逆転負け 大谷4打数2安打

【ブルージェイズ4-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスはホーム開幕戦を迎え、試合前にはレッドカーペットなどの催しが行われた。始球式にはブラディミール・ゲレーロSr.が登場して球場を沸かせたが、肝心の試合は7回表に3番手のジミー・ハーゲットがボー・ビシェットに2号3ランを浴び、3対4で逆転負け。ブルージェイズ先発のクリス・バシットが6回2安打3失点(自責点2)で今季初勝利(0敗)、4番手のジョーダン・ロマノが今季4セーブ目を挙げ、逆転被弾のハーゲットに今季初黒星(0勝)が記録された。

エンゼルスは初回先頭のテイラー・ウォードが四球を選ぶと、続くマイク・トラウトの2号2ランで幸先よく先制。ところが、それ以降は大谷翔平の2安打のみに封じられ、4回裏にデービッド・フレッチャーのスクイズで1点を追加するのが精一杯だった。先発のパトリック・サンドバルは6回6安打1失点と好投し、7回表に登板した2番手のマット・ムーアは先頭にヒットを許したあと、二死を取ったところで降板。ここで3番手としてマウンドに上がったハーゲットが1・2塁とピンチを広げ、ビシェットに痛恨の2号逆転3ランを被弾した。

大谷は「3番・DH」でスタメン出場。ブルージェイズ先発のバシットの前に2打席連続で見逃し三振に倒れたが、5回裏の第3打席はライトへのヒット、8回裏の第4打席ではライトフェンス直撃の二塁打を放ち、4打数2安打だった。しかし、エンゼルスは8回裏無死2塁のチャンスを得点につなげられず。大谷の今季打者成績は打率.320、2本塁打、6打点、OPS1.014となっている。

© MLB Advanced Media, LP.