EV開発、総合力で勝負 ソニーホンダの川西社長が強調

インタビューに答えるソニー・ホンダモビリティの川西泉社長

 電気自動車(EV)の普及の遅れが目立つ日本では、異業種が手を組みEV開発を目指す動きが出ている。ソニーグループとホンダによる共同出資会社ソニー・ホンダモビリティの川西泉社長(60)は8日までに共同通信の取材に応じ、技術など総合力を生かして「新しいモビリティー(乗り物)をつくっていきたい」と強調した。

 ソニー・ホンダは今年1月に米国でEV「AFEELA(アフィーラ)」を発表。2025年前半に先行受注を開始する予定だ。川西氏は「人の思考を先回りし、おもてなしができるようなモビリティーに進化をしていくべきだ」と訴える。

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