海上自衛隊舞鶴教育隊の入隊式が7日、京都府舞鶴市泉源寺の同隊体育館で開かれた。真新しい制服をまとった新入隊員らが海上自衛官への一歩を踏み出した。
18~32歳の一般海曹候補生や自衛官候補生275人が入隊。京都府出身者は30人、滋賀県は7人だった。約5カ月間、基礎知識の習得や体力づくりに励んだ後、全国の部隊に配属される。
入隊者は家族ら約360人が見守る中で「人格を尊重し、心身を鍛え、強い責任感を持って専心職務の遂行に当たる」と力強く宣誓。下淳市・舞鶴地方総監は「わが国周辺での紛争、衝突のリスクは高まっている。隊員一人一人が防衛力の基盤だ。同期との強固な絆を育み、日々の訓練に励んでほしい」と激励した。